
今回は、『浄水シャワーヘッドの塩素除去率が高いのは最初だけです』について体験談をもとにお話したいと思います。
【アトピー性皮膚炎】と水道水の【脱塩素】の関係については、過去の記事に書いてあるので参照してみてください。
僕の場合は脱塩素効果が顕著です。
浄水シャワーヘッドのカートリッジが塩素を除去できなくなってくると、シャワー中に途端に顔が異様に痒くなってしまいます。そして浄水シャワーヘッドのカートリッジを新しいものに交換すると、途端にシャワー中の顔の痒みがおさまります。
明らかに水道水の中の【塩素】が痒みを引き起こしているのを感じます。
ですので、自分にとって浄水シャワーヘッドは本当に必需品となっています。
浄水シャワーのカートリッジ寿命は脱塩素率50%までの期間
現在、僕が使用している浄水シャワーヘッドはこちらの【水生活製作所 JOWER SILK】です。
多数ある商品の中からこの浄水シャワーヘッドを選んだ理由はこちらです。
②カートリッジ寿命が他製品より長い(コスパがいい)
しかし【②カートリッジ寿命が他製品より長い】に関して、少し注意が必要なポイントがあります。
これはすべての浄水シャワーヘッド製品において共通仕様のようですが、浄水シャワーヘッドのカートリッジ寿命は【塩素除去率が99%以上 ~ 50%までの期間のこと】を言います。
つまり、
ということです。

人により、塩素除去率が●●%以下になると痒みが出てくるのかは個人差がありますので、本当のカートリッジ寿命は個人差があるということになります。
JOWER SILKのカートリッジ寿命(塩素除去量)
ちなみに僕が使用している【水生活製作所 JOWER SILK】のカートリッジ寿命は、
※メーカー表示 約40,000ℓ
となっています。
実際に僕が痒くなってくる使用期間は約50日
うちの家は、僕と妻、小さい子供ひとりの3人暮らしです。
3人で1日のシャワー使用量は、
妻+子供・・・1回20分(150ℓ)×1回(夜)=150ℓ
よって1日の使用量は約300ℓになります。
メーカー表示は「1日に100ℓ使用して1年間」のカートリッジ寿命ですので、1日300ℓの場合だと、塩素除去率50%以上を維持できる期間は単純計算で約120日(4ヶ月)です。

しかし実際にうちの使用量で、僕の顔が痒くなってくる期間はだいたい「50日」です。
カートリッジを交換して50日くらい経つと、途端にシャワー中に顔が痒くなってきます。
約120日使用して塩素除去率が50%になるということは、約50日使用だと塩素除去率は80%くらいでしょうか。
つまり僕の場合、浄水シャワーヘッドの塩素除去率が約80%を下回ると痒みが出てくるようです。
JOWER SILK 1日300ℓ使用で50日後の残留塩素濃度
1日300ℓ使用で約50日後、どのくらい塩素が漏れ出しているのかを、塩素濃度を計測できる粉末【ウォーターチェッカー】で見てみました。
うっすらとピンク色が付いていますので、やはり浄水シャワーヘッドから塩素が漏れ出していることが分かります。

カートリッジ交換直後の水は、【ウォーターチェッカー】を入れても色は無色透明のままでした。
ちなみに塩素濃度を測れる粉末【ウォーターチェッカー】、かなり安く買えて使用方法も水に入れるだけですので、持っておくと凄く便利でオススメです。
【結論】メーカー表示より早めのカートリッジ交換がお勧め
浄水シャワーヘッドを使用していても、カートリッジ(濾材)の性質上、水道水の塩素除去率は使用するごとに日々低下していきます。
水道水の塩素除去率が何%を下回ると痒みが出てくるのかは人それぞれ個人差があると思いますので、実際に使用してみて、自分でカートリッジの交換時期を見極める必要があります。
アトピー性皮膚炎をお持ちで塩素除去に効果を感じている方は、浄水シャワーヘッドで塩素除去率が下がってくると「なんかいつもと違うな…」と感じるはずです。
その場合は水道水の塩素濃度を測れる【ウォーターチェッカー】で調べるなどして、早めにカートリッジ交換することをお勧めします。
【JOWER SILK】の場合は1カートリッジ「2,500円」するので、50日で交換していると1か月あたりのコスパは「1,500円」と少し割高になりますが、アトピー性皮膚炎の改善のための必要経費と考えれば安い金額だと思います。
浄水シャワーヘッドのカートリッジ、ぜひ気にしてみてください。
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