
今回は『洗濯物の部屋干しでアトピーが悪化した話』と、その改善策を紹介したいと思います。
①洗濯物の部屋干しでアトピーが悪化した理由
②アトピーの悪化をふせぐ部屋干し方法
洗濯物の部屋干しでアトピーが悪化した話
20代の頃はずっとひとり暮らしで、6畳一間のワンルームに長らく住んでいましたが、住み始めた当初はずっと洗濯物を部屋に干していました。
理由はこんな感じです。
こんな理由で年中、毎日部屋干しを繰り返していました。
ただ実際は、部屋干しは便利といえばかなり便利でして、洗濯物を外から取り込む必要はないし、服が乾いたらそのまま竿に掛けっぱなしでも整理されているし、ズボラな自分にとってはナイスアイディアという感じで何年も続けていました。
洗濯洗剤に関しても当時はまったくこだわりがなく、かなりメジャーな(CMをバンバン打ってる有名な)商品を何も考えずに使用していました。
しかし、この頃のアトピーの状態はかなりひどかったです。毎日寝起きのシーツが血だらけになっていました。

あれ?
もしかしたら、部屋干しがアトピー悪化の原因になっているかも…?
そう気づいたのは、20代も後半になりそろそろ本気でアトピーを治そうと、改善策を色々自分で調べ始めた頃でした。
洗濯物の部屋干しがアトピー悪化の原因になる理由
思い立ってすぐに部屋干しをやめてからは、一週間もしないうちに、就寝時の痒みがかなり軽減されたのを感じました。

やっぱり部屋干しはアトピー体質に悪影響だった。。
自分なりに色々と調べた結果、『洗濯物の部屋干しがアトピー悪化の原因になる理由』はこんな感じです。
【合成界面活性剤】は、衣類に付着した頑固な汚れを落としやすくする成分で、これが入っていると汚れ落ちが格段に良くなります。ただ、【合成界面活性剤】にも様々な種類があり、害を気にしなくていいものもありますが、気をつけるべきものもあります。
皮膚のたんぱく質を破壊する作用と、胎児に異常をきたす催奇形性作用があるとされています。動物実験では発がん性の報告もされている成分です。
皮膚障害やアレルギー誘発の恐れがあります。
肌荒れを起こす可能性があると指摘されています。
外干しをしていれば、これらの成分と接触する機会は乾いた衣類を着用したときだけですが、部屋干しの場合は、これらの有害物質を部屋中に霧散させてしまい、吸引したり常に素肌に触れていたりと、途端に最悪な環境を作り出してしまいます。
まずは洗濯洗剤を替えた
【合成界面活性剤】の詳細を知ってから、まずは真っ先に使用していた洗剤を変更しました。
とにかく【合成界面活性剤】が入っていないもの。
そして、その他余計なもの(【蛍光増白剤】や【漂白剤】【柔軟剤】など)も入っていないもの。
ちなみに僕が以降、使用している洗濯洗剤はこちらです。
この洗剤に変更してから、格段に身体の痒みが減ったのを感じました。
洗浄力は合成界面活性剤入りのものと比較すると若干落ちるのは確かです。
しかし、僕は絶対に『汚れ落ちが悪くても、アトピーが悪化しない洗剤の方が良い』と思いました。
アトピーの悪化をふせぐ部屋干し方法
ちなみに、部屋干し自体はそのあとも継続していました。
ただし、干す場所を変更して、です。
ワンルームの部屋の中(ベッドの真上)に干していた洗濯物を、ユニットバスの中に干すようにしました。
①ユニットバスの中に突っ張り棒を設置して、そこに洗濯物を干す。
②ユニットバスの中に『除湿器』をセットして乾燥させる。(ドアは必ず閉める)
洗濯洗剤を変更はしましたが、それでも、出来る限り洗剤成分が空気中に霧散するのは防ぎたいと思いました。
こうすることで洗剤成分が住空間の方に浸食してくることがなく、また狭い空間で除湿器を回しているので乾燥も早い、と一石二鳥な対策で、これはかなりオススメです。
そして、ユニットバスの中で除湿器を回しているので浴室のカビ対策にもなります。
僕が購入したのはこちらの除湿器です。
ここ数年、ほぼ毎日使用していてもまったく壊れる気配がない良製品だと思います。
まとめ
アトピーの原因は様々です。
おそらく多くのアトピー持ちの人が多数の要因を持っているのだと思います。
僕自身も、洗濯物の部屋干しに関して今回の対策を施しましたが、それでアトピーが完治することはありませんでした。
けれど、確実に痒みは軽減され、改善はしました。
自分の多々あるアトピー要因のうちの一つを、今回の対策で消すことが出来たのだと思っています。
今回の記事が皆さんのアトピー改善のお役に立てれば幸いです。
是非、まだ対策をしたことがない方は実践してみてください^^
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