
今回は、絶対にお勧めするアトピー対策『ベッドシーツは最低でも3日に1回は交換する』を紹介したいと思います。
ベッドシーツは最低でも3日に1回は交換した方がいい理由
結論から先に言いますと、アトピーの長年の経験から『3~4日以上、同じベッドシーツを使い続けると痒くなるから』です。
シンプル過ぎて申し訳ないですが。。
ただ、最近大人アトピーを発症したばかりで対策が分からないアトピー初心者の方の中には、この対策を知らない人もいると思いますので、今回記事にさせていただきました。
ベッドシーツにはダニや雑菌が繁殖しやすい
まずは皮脂汚れが必ず付着します。
私たちは寝ている間、実は1時間につき約2億もの古い角質、または皮膚細胞が剥がれ落ちています。
7時間睡眠をとると、その数は14億にもなります。
【アメリカ喘息・アレルギー財団】によると、長いあいだシーツを洗わないでいると、その角質をエサとするダニがシーツに繁殖して病気を発生する、あるいはアレルギーの原因になることもあるといいます。
その他にも、食べカスなどの汚れや化粧、外の汚染物質なども、普通に生活しているとどうしてもシーツに付着してしまいます。
また、私たちが寝ている間には身体から多かれ少なかれ必ず汗が出ています。
それらの汚れと湿気を好む雑菌が、日々シーツの中で繁殖し続けていくのです。
そしてアトピー性皮膚炎の私たちは肌のバリア機能が弱いので、ダニや雑菌が繁殖したシーツに素肌が触れると症状が出てきてしまう、という仕組みです。
まずは自分にあった交換日数を見極めましょう
といっても、そんなに頻繁にベッドシーツと布団カバーを交換して洗濯するのは、結構な労力が必要ですよね。。
本当は毎日交換が理想的なのでしょうが、正直自分は仕事で疲れて帰ってくると、

今日はしんどいから明日でいいや…
となることが多々あります。
同じく仕事にいってくれている嫁も家事と子守で忙しいので、「僕のシーツを替えてくれ」なんて頼める隙はまったくありません。
僕の場合、【2日目】までは、ほとんど痒くなく快適に就寝することができますが、【3日目】から怪しくなってきて、【4日目】は完全にアウトです。
ですので、だいたい2日か3日使ったら、シーツと布団カバー、枕カバーを交換するようにしています。
「ベッドシーツの毎日交換が体力的に厳しい」という方は、まずは自分の身体が何日まで耐えられるか?を見極めてから、実施してみてください。
ベッドシーツの交換と洗濯を楽にするオススメの工夫を紹介
アトピー性皮膚炎の改善のためには、【絶対に日々の洗濯回数を増やす必要がある】と僕は思っています。
こちらの記事では『タオルや衣類は一度使ったら必ず洗濯する』ことを推奨していますので、結論、毎日タオルや服を洗って、その上ベッドシーツまで頻繁に洗わなくてはなりません。
結構な労力ですよね。。
それでも、アトピー改善のためには絶対に必要な労力だと言いきれます。
そこで、『毎日の洗濯の労力を少しでも軽減できる工夫』を紹介したいと思います。
除湿器を利用する
毎日洗濯するとなると、一番気掛かりなのが『天候』だと思います。
また、晴天でも真冬の場合は一日外に干していても乾かない、なんてことがありますよね。
そんな悩みを一発で解消するオススメの方法が、『除湿器』の活用です。
雨だろうが雪だろうが、梅雨だろうが真冬だろうが関係なく、だいたい6~8時間くらいで洗濯物をバッチリ乾かしてくれます。本当にイイ。
僕は除湿器を使うようになってから洗濯物がちょっと楽しくなりました。
ちなみに僕がもう何年も、毎日使用している除湿器がこちらです。
まったく壊れる気配がなく、毎日大量の水をしっかり集めてくれるのでかなりオススメです。
※ただし部屋干しには注意点があります。
下記記事で紹介していますので参考にしてみてください。
マットレスをウレタンマットにしてみる
ベッドのマットレスを、ベッドシーツを敷かなくても済む、車中泊で使うような『ウレタンマット』にしてみるのも一つの時短アイディアかもしれません。
これだと、ベッドシーツをかぶせる必要はなく、毎日マットの表面をアルコール除菌シートなんかで拭くだけで清潔を保つことができますね。
ニトリの『付け替えらくらくシーツ・布団カバー』を利用する
頻繁にシーツを取り替えていて、一番面倒だと感じるのが『シーツ・布団カバーのセッティング』です。
そこで、ニトリの『付け替えらくらくシーツ・布団カバー』シリーズがオススメです。

伸縮性のすごい素材(テイジンが開発)で出来ているので、日々のシーツや布団カバーの付け替えが格段に楽になると評判の商品です。

『綿100%』なところがまたアトピー持ちにとっては嬉しいですね!
まとめ
記事中にも書きましたが、今回紹介した頻繁なベッドシーツ交換は『アトピー改善のためには絶対に必要な労力』だと僕は思います。
最初は大変かもしれませんが、日常生活のルーティンになればだいぶ楽になりますので、まだ実践したことのない方はぜひ参考にしてみてください。
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